[東京マルイ] XM-177E2 旧パッケージ M653カービン バーンズバージョン風カスタム (中古)｜エアガン.jp

商品について

旧箱XM-177E2のフロント部分を換装し、映画「プラトーン」でトム・ベレンジャーが演じたバーンズ軍曹が持っていたモデル風に仕上げた物。

M653バーンズは東京マルイが1995年に限定商品として販売した貴重なモデルですが、そのフロント部分をM16A1ベースのため内部機構やストックが同じXM-177E2に移植した物と思われます。破損したM653バーンズの再生のために行われた加工かとは思われますが、レシーバー部分の刻印やマガジン等が異なるためXM-177E2のカスタムとしてのお取り扱いとしております。

いずれにしろマルイ電動ガン初期の物で、昨今発売されている金属パーツをふんだんに使用した電動ガンや電子トリガーでLipo仕様の電動ガンに比べてしまうと、プラ製ボディにニッケル水素バッテリーと頼りなく感じてしまいますが、2キロ前後という軽さやHOPUP機構の搭載など、現在でも充分楽しめます。
現在ではXM-177E2、M653バーンズ共に生産中止となっており、次世代電動ガンや電動ガンプラス等で後継機種が出る可能性も高いとは言えない状況であるため貴重なモデルと言えます。

＜実銃はこんな銃＞
ベトナム戦争の時代、アメリカ軍SOG(Special Operations Group)などの特殊部隊は任務の性格上、当時の主力だったM16A1では全長が長すぎて取り回しが悪かったため、より小型の突撃銃を要望した。そこでM16をベースに銃身の短縮とそれに伴うハイダーの大型化、可変ストックも装備し全長を250mm縮めたコンパクトモデルが開発される事となった。このモデルは戦況の目まぐるしい変化により試作ナンバーである“X”ナンバーが付いたまま実戦投入される事となり、その名前で定着してしまったため公称もXが付いたままという珍しい銃になった。E2型は戦場で得たられた知見を元に銃身の再延長やトレーサーの改良が加えられたモデルである。

コルトM653は1986年公開の映画『プラトーン』の登場人物ボブ・バーンズ2等軍曹などが使用していた事で、日本ではバーンズモデルとして有名になったM16A1バリエーションの1つ。『プラトーン』の舞台はベトナム戦争の時代だが、実際には当時に開発されたXM177で採用された円筒形ハンドガード・リトラクタブルストック等を取り入れて戦後に特殊部隊向けのカービンモデルとして開発された物である。その仕様の多くが後のM4A1カービンモデルに受け継がれているご先祖様的な存在でもある。