[東京マルイ] H&K P7M13 ホップアップタイプ (中古)
商品について
ユニークなメカニズムを持った、スタイリッシュなハンドガンを東京マルイがパワーソース不要の手軽なエアーコッキングガンとしてモデルアップ!!
【パワーソース不要】
1発ごとに手動で発射準備を行なう、手軽なエアーコッキングモデルです。スライドを引けば発射準備完了となり、あとはトリガーを引くだけでBB弾を発射します。
※18歳以上用商品です。
<実銃はこんな銃>
1970年代後半に、H&K社が、警察用ピストルとして開発した小型自動拳銃。当初、「PSP(Polizei Selbstlade Pistole/警察用セミオートマチックピストル)」の名で完成したが、当時の西ドイツ警察の新型制式ピストルトライアルへの提出時に「P7」の官需番号が与えられて、そのまま制式名となった。
本銃の大きな特徴の一つがガスディレードブローバック、又はガスロックという機構である。ガスオペレーションが発射ガスの圧力を利用してチャンバーの「開放」を行うのに対し、ガスディレードブローバックはスライドを「閉鎖(ロック)」して、後退を遅らせる仕組みである。
もう一つは、スクイズコックと云う機能。グリップ前部が稼動し撃針と連動するコッキング・レバーとなっており、押し込む(グリップを握れば必然的に押し込まれる)事で撃針がコックされ、緩めるだけで、コック状態の撃針がふたたびデコッキングされる仕組みである。これにより、携帯時に引き金が引っかかり暴発する危険性が無くなり、銃を取り出し構えるだけで射撃が可能となる。元々は警察用を念頭に開発されたため、安全性と即応性を両立させるべく、この様な仕組みが考え出された。
マガジンリリースは初期型ではグリップ底部、マガジンハウジングの後方に設けられていた(ボトム・キャッチ式)が、マイナーチェンジ型のP7M8、M13では、コッキング・レバー直上に移設され、アンビとなり、グリップハンドでの操作も可能になった。トリガー後部の左側面には、スクイズコックと連動するスライドキャッチ・レバーが配されており、コッキング・レバーを握れば、後退位置でホールドされたスライドがリリースされて、即発射可能となる。また、スライドキャッチ・レバーのみを操作することも可能だ。
機構上、マニュアルセフティはなく、グリップ後部のフレーム左サイドに配された丸いボタンはスライドリテイナーという部品で、通常分解のさいに使用するボタンである。スライドを僅かに引いた状態でこれを押すことで、スライドを取り外すことが出来る。
ユニークな機構を盛り込んだP7ではあったが、スクイズコックを固定するために他の銃では使わない筋肉を使用する為、銃の保持バランスが崩れてしまい、何かと使いづらいと不評。それが理由か売れ行きもいまいちパッとしなかった。
GSG9では近年まで突入作戦、とりわけ身上としている航空機のハイジャック事件対策にこの銃を支給していたようだ。一部のアメリカのシューター達の間でも、『ジャム無し、リコイル軽い、よく当たる』と隠れ(?)ファンが居ると言われる。その点を考慮すれば玄人好みの名銃なのかも知れない。いずれにせよ2007年には生産が終了しており、それ以降は法執行機関での採用も終了していると思われる。
何かと評価の分かれる銃ではあるが、奇抜な設計が多いだけにH&Kとしても思い入れのある銃であったらしく、最後の製品として25周年を記念した特別限定生産モデルが500挺のみ作られ販売された。これはデザイナー名や限定生産数を示す彫刻以外に特に仕様的な差は無い木製グリップパネルモデルであるが、ゴシック系のフォントで「P7」と恐ろしくシンプルに印字された記念コインが付属した。
P7はガスディレードブローバック用のシリンダーをスライド下に持っているが、初期型ではここが過熱して射手の指を焼いてしまう欠点があったため、これを耐熱樹脂でカバーし、同時にトリガーガードを大型化したP7M8が作られた。また、P7M8をベースに弾倉をダブルカラム化したP7M13、.40口径型のP7M10などが開発された。
いくつかの国で警察・軍用として制式採用され、ライセンス生産も行われていたが、ほとんどは後にUSPに置換された。
<エアガンスペック> | ||||||||||||
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※エアソフトガンの場合、100均などで売られている低品質のBB弾はつまりの原因になりますので、メーカーが推奨するBB弾もしくは当店にて取り扱いのあるものをご使用ください。