商品について
未発火、動作問題なし。
箱は年代なりの焼けあり。欠品なし。
開発された1947年当時としては、抜きん出た命中精度を誇っていた高精度拳銃。その性能ゆえに、スイス、ドイツ、スウェーデンなどで軍用、あるいは警察用として採用されていた。
<実銃はこんな銃>
1940年代、スイス軍は旧式化した軍用拳銃M06/29の後継として、国内のシグ社に自動拳銃の開発を依頼した。この要請を受けたシグ社は、スイス人シャルル・ペッターが設計したフランスSACM製の「M1935A」をベースに、試作ピストルを製作。トライアルを重ね、1947年に完成度の高い自動拳銃を作り上げた。翌年、その銃はスイス軍に採用され、さらに翌1949年「P49」の制式名があたえられた。「P210」は、P49の民間モデルである。
P210はバレル、フレーム共にスイスの精密機械技術の高さを証明するに充分な工作精度を誇り、命中精度も当時の拳銃ではズバ抜けた性能を持っていた。このため本国スイスの他、ドイツ、デンマーク、スウェーデンでも軍用、あるいは警察用として採用されている。
しかし、工作精度の高さ故に生産には手間がかかり、それだけに非常に高価(約1500ドル)なピストルとなってしまったため、売り上げはいまいち伸び悩んだ。この反省もあって、シグ社は後に工程の効率化を図った新設計のピストル「P220」を開発する。
<モデルガンスペック> |
全長 | 213mm | 重量 | 370g | 装弾数 | 8+1 | タイプ | 発火/5mmキャップ | システム | セミオート/シングル・ダブルアクション | 定価 | ¥- |
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