[マルシン] M9 ドルフィン HW 組立キット完成品 MG止まりにくめ (中古)
商品について
マガジンやや止まりにくめ。欠品なし。
「ドルフィン・マシンピストル」プラスチック製モデルガン組立キット - Newプラグ・ファイアー・カートリッジ5発付 - 7mmプラグ・ファイアー・キャップ火薬別売
<商品説明>
「U.S.N.9mmM9ドルフィン」・・・このモデルに採用された特異な形状のスライドが実銃の世界においてどの様にして生まれたのか、(このスライドはフィクションであると思われている方もいらっしゃるようですが、実在するのです。)また何故マルシン工業がこのスライドでマシンピストルを開発したのかお話しましょう。
アメリカ軍に正式採用されているM9ピストル(ベレッタM92F、FS)ですが、U.S.Navy(アメリカ海軍)においては(特に特殊部隊で)サブマシンガンとの共用のため火薬量の多い9mmパラベラム弾がしばしば使用されます。そのためスライドの上半分が大きく空いているオリジナルのM9ピストルでは早いものでは1000発から3000発が発射されるあたりでスライド中央部のロッキングブロックが噛むあたりにヒビ割れが発生し、ひどい場合にはスライドの後ろ側が射手に向かって飛んでくるケースもあったようです。そのため軍では発射1000発ごとにスライドを交換するよう命令を出したと言われています。ベレッタ社ではFSモデルでハンマーピンを大型化させ、万が一スライドが割れてもフレームから外れない様改良しましたが、アメリカ軍を満足させるには不十分な処置でした。
この問題を解決すべく、U.S.NavyはカリフォルニアのPhrobis社にスライドの改良を依頼、チーフデザイナーのミッキー・フィンによってこの新しいスライドは開発されました。ミッキー・フィンは現在アメリカ軍で使用されている、M9多目的バヨネットをデザインした人物でもあります、このPhrobis社のスライドはコルト・ガバメントの様にフルカバー形状となっており、オリジナルのM9ピストルでは弱いとされていたスライド中央部のロッキングブロックが噛むあたりは左右に大きく肉付けされ、頑強なデザインとなっています、このスライドのプロトタイプの大半はU.S.Navyによって耐久テストが行われ、実に77000発以上の発射にも十分耐えうる性能を発揮しました。
その後、このスライドが軍に正式に採用されたという話は聞かれませんが、マルシン工業ではフルオートマシンピストルを作るにあたって、このデザイン的にも優れ、フルオートの衝撃にも十分耐えうるPhrobis社のスライドのモデルアップを決定しました。過去アメリカ軍によって何点かのマシンピストルがテストされたようですが、機密事項である事が多く、詳しい内容はあまり知られていません。「U.S.N.9mmM9ドルフィン」も極秘のうちに軍が最新のマシンピストルの候補としてテストを行っていたかもしれません。そんな期待のもと、モデルガン史上最も快調なセミ/フル・セレクティブマシンピストル「U.S.N.9mmM9ドルフィン」は生まれたのです。Phrobis社のトレードマークである、ドルフィン(イルカ)の様に軽快に勢いよく弾き出されるカートリッジシャワーを、そして今までに無い強烈なリコイルショックをどうぞお試し下さい。
<モデルガンスペック> | ||||||||||||
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