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この商品のレビュー

• 2022/07/04　投稿者：ポックス　モルダー　おすすめレベル：★★★★

  小さな巨人

  私はこのコンパクトが好きだ。V10やデトニクス等々ガバのショートモデルは数あれどコンシールドキャリーに 最も適しているように思えるのだ。 さてこのM1991A1だがガバメントでお馴染みのモデルはM1911A1が馴染みではないかと思う、 米軍正式採用期間が100年近く有り、80年代にM9にその座を譲るのだが、90年代においてもアップデートが行われ、 さらに改良され使いやすくなっているのである。 90年代と言えば、「ダイハード」のM92や「Xファイル」のP226など9ミリパラの複列断層が主流になっていた頃でもあり、 圧倒的な「ファイアーパワー」が信頼のアイテム、安心の「相棒」だったと思われる。 しかし米国民の中には19世紀からの「45口神話」が根強く残っておりそんな軍人、法関係者には「ストッピングパワー」を 重んじる人々だ、1発で敵を動けなく出来る 45はまさに頼りがいの有る「相棒」なのだ。 そんな訳でシングルカラムマガジンで6+1の装弾数とグロックとかのFパワーにはかなわないが携帯性はすこぶる良い!ピップにショルダー アンクルなどのホルスターにバッグやポケットにもスッキリ収まる。一日中携帯するに最適だ。 外観はガバを銃身、グリップをかなり切り詰めたモノで中型オート並み、しかし短い銃身からのぞく45口径は大きく目立つ、それだけでも五圧力。 各部のパーツはコマンダーハンマー、ガバ伝統デザインのセフティ、グリップセフティなどよく見るデザインで特に派手さは無いトリガーは少し長めのようだが そんな見慣れた部品構成が信頼性につながる。リアサイトは高いように見えるがこれは本体が小さいせいなのか?まあ狙いやすいか。 私の買ったモデルはいわゆる「メタルフィニッシュ」とか言われた光沢の金属感モデルでテカテカしてとても綺麗である。80年代のモデルガンに良く在ったかな? グリップは木製で暗めの光沢だ、その握り心地はすこぶる良い、手のひらにピッタリと吸い付くように収まるのだ。実に心地よい、やはりシングルカラムの 良い所か。 スライドとフレーム間は少しガタが有る、これが唯一のマイナス点だ、まあ初期のエアガンなので仕方ないか、とも思われる。 実射性能はいたって普通な感じ、私はあくまでも「モデルガン派」なので、あしからず。 シングルアクションなのでハンマーコックしてセフティ掛けて携帯をするのは、ちょっぴり怖いが、現場のオフィサー達は実際どうしていたのか?とか、 いろいろ妄想するのも楽しみなのである。 そんな一日中携帯していたい頼もし一丁である。 映画「ヒ-ト」にこのモデルが使われているとの事、見てみたいものである。