[ファルコントーイ] H&K P9S カート式プッシュコッキングガン (訳あり)
商品について
超マイナーなHK P9Sの唯一無二のモデルアップ。排莢不良となっているものの、今や貴重なカート式プッシュコッキングエアガン。カートは6mmつづみ弾仕様の物が付属。
エアガン本体から撤退して久しいファルコントーイが現役時代に発売していたカート式プッシュコッキングエアガン。つまり、スプリングの力でブローバック機構を再現し、射撃と同時にスライドが後退して空薬莢がエジェクトされるもの。通常のエアコキと異なり、スライドが後退した状態がスプリングにテンションのかかっていない標準の状態となる。当時としては珍しくないものの近年では絶滅していると言っても良い機構だ。つづみ弾の在庫に当店も余裕がないため、実射テストができず、またスプリングのヘタりのためか排莢もしきれないようなのでジャンクとしているものの、発売から30年以上経ってる割には全体的な状態は良い。
重量は軽く、材質が古い樹脂である事もあってオモチャ感が否めず、形状も実銃より若干貧弱な印象を受けるが、トリガーガードやグリップのクセのある形状はよく再現されている。マガジンは金属製で、チャンバー内にはカートがのぞき見られるので中々リアリティを感じられる。何より現在に至るまでP9Sがモデルアップされたのは、本商品のみである。
<実銃はこんな銃>
SIG SAUER P220とほぼ同時期に登場した、新世代のダブルアクション方式自動式拳銃。9mmパラベラム弾を使用。グロックの20年以上も前にストライカー式・ポリマーフレームを採用した先駆者的な存在。間もなくより後発の拳銃が登場した事もあり、採用はドイツ国境警備隊の特殊部隊であるGSG-9と、日本のSATの前身となった警視庁特科中隊、アメリカ海軍のSEALSの一部のみであり、映画やマンガといったメディアへの登場例も特にこれと言って有名なものがない。拳銃では珍しい「ローラーロッキング方式」を採用するなど意欲的な設計で、射撃時の反動が少なく、連射でも高い命中精度を保てる反面、複雑で部品点数が多い構造は兵器としては致命的に整備性の悪さにつながっており、早々と姿を消していった。
<エアガンスペック>
全長 | 約208mm |
重量 | 約398g |
装弾数 | 7発 |
システム | カート式プッシュコッキング |
※同一製品は原則同一ページで取り扱っております関係で、上の写真は在庫品現物を撮影した物とは限りません。お届け現物と写真との細かな差異やフライヤー等の有無についてはご容赦ください。上の写真の内容に関わらず、状態が"本体のみ"の商品には箱・説明書等は付属しません。
※エアソフトガンの場合、100均などで売られている低品質のBB弾はつまりの原因になりますので、メーカーが推奨するBB弾もしくは当店にて取り扱いのあるものをご使用ください。