[タナカ] S&W M10 ミリタリー&ポリス 4インチ 38spl HW Version3 木製グリップカスタム (未発火)
商品について
アルタモント製スムースタイプ木製グリップを装着したカスタム品。
ダミーカート6発も追加で付属。
M10ミリタリー&ポリス(M&P)は、1899年に米国陸・海軍に納入された.38ハンドエジェクターを起源とする長い歴史を持ち、120年以上経った今なお製造され続けている大ベストセラーモデル。
.38spl弾を使用するこのモデルは、多くの米国内外の法執行機関によって採用、使用され、大戦中のビクトリーモデルなど製造時期による数々のバリエーションが存在する。
それまでミリタリー&ポリス リボルバーと呼ばれたこのモデルも、第二次大戦後の1957年にはモデルナンバー「10」が与えられた。
この名銃を、外観と作動に拘ったVer.3モデルガンとして製作。
実銃に忠実な刻印や、特徴のあるシルエットの再現はもちろん、Kフレームシリーズでは初となる.38spl専用シリンダー新規製作。
スクエアバットタイプのグリップ内にはプレスウエイト(重り)が入りますので、ずっしりとした重量感と、構えた時のバランスも向上。
発火カートリッジ6発付属。
重量:約610g
<実銃はこんな銃>
S&W社が1920年代に、M1899ハンドエジェクターの後継として開発された回転式拳銃。1950年代に採番され、M10と呼ばれるようになった。 中型軽量型であるKフレームを使用しており、“ミリタリーアンドポリス”とも呼ばれている。その名の通りに軍や警察などの公的機関向けの銃として、S&W社の販売記録を更新するほど多数が導入された。一部は日本警察の制式採用拳銃に選定され、現在も一部の制服警官や警察学校で使用されていることが確認されている。 使用する者の好みや意図に応じて、2インチから4インチまで0.5インチ刻みのバレルが用意されていたのだが、現在は主流の4インチヘビーバレルモデル以外が生産されているかどうかは不明である。なお、ステンレスモデルはM64と呼ばれている。 同じKフレームのM19や、より大きいM29などのような強烈な印象はなく、むしろ地味で質実剛健。官給品に求められるスペックは充分に満たしており、リボルバー最大の特長である確実性に重きを置いた銃である。ユーザーの信頼も厚く、特に3インチ・ブルバレルモデルは、90年代初頭までFBI(アメリカ連邦捜査局)の制式採用拳銃として長く使われていた。またベトナム戦争時代、自動拳銃を嫌った戦闘機やヘリのパイロットの多くが、護身用に私物としてM10を持ち込んでいた。 なお3インチという銃身長は、4インチでは携帯に不便、2.5インチではエジェクターロッドが短くなって排莢に手間取る時があるため、間をとって定められたもの。この携帯性と操作性・命中精度を兼ね備えた3インチという銃身長は、当初は公的機関のみを対象としていたが、後に方針が変わったのか、民生仕様も流通し、コルト パイソンなどのコンバットモデルにも広く採り入れられることとなった。