[東京CMC] U.S. M1カービン モデルガン ボルト破損あり (ジャンク)
商品について
ボルト部分が破損して割れており、ハンドルと連動しなくなっており動作不可状態のジャンク品。
カートリッジ8発とと、破片数点が付属。説明書はコピーとなっている。
時代が変わってもモデルガンのみを作り続けたこだわりのメーカーCMCから発売されていた、金属フレーム&木製ストックのモデルガン。
時代を越えた風合いを感じさせる希少品。
<実銃はこんな銃>
1941年にアメリカで開発された自動小銃。M1カービンの特徴として、ボルトの閉鎖機構はM1ガーランドと同じく回転ボルト閉鎖を採用していたが、ガス圧でボルトを解放する機構には短ガス・ピストン式(玉突き式)を採用していた。(この後、短ガス・ピストン式は多くのアサルトライフルの設計に取り入れられ、AR-18、89式、G36といったモデルに採用されている)
M1カービンの使用弾薬である.30カービン弾は、当時の標準的小銃弾に比して遥かに腔圧が低いという特性を持っていたため、これを活かした非常に短いガスピストンが用いられている。この小さなガスピストンは多くの弾数を発射する過程で徐々に変形・腐食して行くため、専用のレンチを用いて交換する事が前提で設計されており、年代物のM1カービンを使用する際にはガスピストンの交換が必要な場合があるので注意が必要である。
また.30カービン弾には当時の軍用銃としては世界で初めて低腐食性のプライマー(雷管)が採用され、高温・高圧のガスに晒されるガスピストン(更に耐食性を高めるため後期にはステンレス製となった)や銃身内部を始めとする各部の腐食を減らし、耐用年数を大幅に延命させる事に成功した。
当初、M1カービンはフルオート射撃を可能とする設計だったが、全長の短さと軽量さからフルオート射撃時のコントロールが難しく、量産型ではセミオート射撃(半自動)のみとなった。軽く取り扱いが容易なM1カービンは後方支援用火器だけではなく、前線の下士官などにも愛用され、その他にも折りたたみ式ワイヤー式銃床を装着したM1A1カービンは空挺部隊やオートバイ兵に対しても支給されている。
M1カービンの生産はウィンチェスター社以外にも数社で行われ、全シリーズを通して最終的に約600万丁ほど生産された。支給を受けた同盟国の兵士にも好評で、またドイツ国防軍や日本軍の兵士も鹵獲した本銃を好んで使用した。
<モデルガンスペック>
全長 | 910mm |
重量 | 2600g |
装弾数 | 5 |
タイプ | 発火 |
システム | ボルトアクション |
定価 | ¥ 40000 |