[タナカ] ベレッタ 92FS アイノックス ゴースト エボリューション2 セラコート ヘビーウェイト モデルガン (未発火)
商品について
ベレッタ社は1983年に「92SB」を改良した「92SB-F」を開発し、1985年に「M9」として米軍に採用されました。
しかし、1987年にスライド破断事故が発生し、安全対策としてハンマーピンを大型化し、万が一スライドが破断しても、溝から外れ停止し後方に飛んでこないよう小改良を行いました。
この改良を民間モデルでも行い、「92F」から「92FS」と呼ばれるモデルとなります。
本国イタリアでも“92F”から「92FS」にアップデートされ、生産が続けられました。
その92FSに1990年に新たなバリエーションとして「INOX」が発表されます。
「INOX」は「Inoxidizable」(訳:酸化されない)の略で、その名前の通りスライド・バレルがステンレスで製作され、さらにフレームもシルバーカラーのアルマイト処理がなされました。
その「INOX」も30年近い歴史の中でバージョンアップなどが行われ、現在流通している「INOX」はコントロールレバー類に黒色の通常モデルのものが使用されたツートーンモデルとなっています。
初期イタリア製「INOX」はリアサイトとファイアリングピンブロックピンとグリップ以外はすべてシルバーカラーに統一されていて、現在ではこのモデルは希少であるとされ、オークションでは高値で取引きされています。
銀色のボディが「幽霊」のように見えたのか、あるいは影のようにひっそりとした印象を与えるからなのか、このモデルを通称「Ghost(ゴースト)」と呼ぶようになりました。
このオールシルバーの92FSは人気が高く、現行「INOX」をゴースト風に変更するコンバージョンキットが売られているほどです。
今回、タナカワークスはベレッタ92FSモデルガンのEvolution2化にあたり、評判の高い最初期のイタリア製INOX「Ghost」を再現。
コントロールレバー類がシルバーなだけでなく、フレームもストレートなダストカバー形状で注意喚起刻印のないのが特徴。
フロントサイトはレッドドットが入り、視認性向上のため、ブラックで残されたリアサイトもレットドットに変更。
素材はヘビーウエイト樹脂を採用し、Cerakote?(セラコート)で塗装。
実銃に見紛うばかりのスライド・フレーム・バレルを絶妙な色感で塗り分けたのは「鈴友」社から技術を引き継いだ職人集団「鈴友コーティング」です。
今回はCerakote後にレーザー刻印を施し、はっきりと文字が見えるようにしています。特徴的なコントロールレバー類はメッキパーツで再現。
またグリップスクリュー・トリガーピン・ハンマーピン・リコイルスプリングガイドはステンレスから削り出し。
また以前のモデルではマガジンバンパーのみシルバーカラーで再現でしたが、今回はマガジンフォロアー・マガジンケースもシルバーカラーの専用パーツを製作し装着。
妥協のない「INOX」を是非手に取り体感してみてください。(※5mmキャップ火薬発火仕様。9mmパラベラムタイプEvo.2快音カート5発付)
| ブランド | タナカワークス |
|---|---|
| 全長 | 約216mm |
| 重量 | 約860g |
| 装弾数 | 15発 |
| タイプ | 7mmキャップ発火モデル |
| システム | シングル・ダブルアクション |
| リソース | 7mmキャップ火薬(MGC) |
| 定価 | 54000円(税抜) |
| 製品JAN | 4537212012003 |
最終更新日:2025/05/28
